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工程が多いんで今回だけページ増です
その1 その2 その3
アートクレイ作成サイズ
20号(完成後サイズ17号)
1.設計図(展開図)をつくる
まず、指輪のデザインを考えてそれにあわせて展開図を書きます。左が展開図の下書きで、右が実際の展開図になります。今回作るのは部品ごとに別れてるだけでなくあとで連結する事も考えると、ある程度精度を要求するので、普段よりも正確に書いてます。普段から作品作るときに前もってふせん紙とかに絵を書いておくと実は結構綺麗にできるような気がおれはしてます。 
あと、今回は部品が多いのもあるので、何枚かコピーとってます。で、ふせん紙を巻きつけるんですが、今回は少し段差をつけてたいので、右の写真のようなボール紙で階段みたいなのを作ってそれを巻きつける時につかいます。どういうことになるかは次の工程を見ればすぐに分かると思います。
2.リングをつくる。その1
 
で、指輪の作成です。まず左側の写真のように幅3mm、高さ2mmの
隙間を作って、そこに粘土をおいて伸ばし棒で7cm弱まで伸ばします。
それができたら、まずは真ん中のリングを作ります。
巻きつける時にさっきのボール紙を入れておくと右の写真のように段差を作ることができるんですよね〜。
 
そして乾いてから(最近はドライヤー)はずします。
そして、ペースト状のアートクレイと紙やすりなどで表面の形を整えます。サイドも当然削るんですけど、
今回は部品を連結するのもあるので、サイドの調整は削っては
ふせん紙を巻きつけた棒にはめこんで、チェックをして。。。
というような感じで設計図にできるだけ近い状態にしてやります。
左右の写真はそれぞれ削って形を整えたものです。
所々線が入ってるのはふせん紙に戻す時に間違わないようにするための印です。
3.部品を作る

次に部品を2こつくります。まず、整形した指輪を元に戻します。そして三角形の部品を下の写真のようにつくります。このとき、後でばらばらになるように指輪と三角形の接触する部分には薄いものをはさんでおきます。写真では見えにくいんですけど、おれは透明のフィルムを間に挟んでいます。ちなみに、今回は左右の三角形は形が少々違います。
  
4.形を整える
これも乾燥したらはずします。で、削って形を整えます。
サイドに関してはさっきと同様ふせん紙に戻して確認しながら削っていきます。
そして今回はこれらの部品を1mmの純銀線で連結すんで、
サイドには1mmの穴をあけます。まず、おおよその穴のあける位置をつけておきます
(左写真)あとは1mmのドリルで厚さのちょうど真ん中にまっすぐにあけます。
ここでずれちゃうと、指輪や部品そのものが壊れる可能性があるんで、
結構ちゅういしてする必要があります。穴は貫通される必要はないです。1mmも深さがあれば十分です。
  
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