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以前作ったぼこぼこを全面にあしらって革紐を使った指輪です。隙間をいぶし状態にしてます。結構面白いデザインにはなったんだけど、はっきりいって肩こりました。ピンセット必須です。 |

アートクレイ作成サイズ
15号(完成後サイズ12号)
1.リングの原型を作る

キットにはリング用の棒がついているのでそれにふせん紙を巻きつけます
(紙であれば何でもいいです。広告の紙とか)。
このときあらかじめ指輪の作るサイズのところに線を引いておくと作成の際にきれいに作りやすいです。
次にアートクレイをふせん紙に巻きつけてリング状にします。
2.おおまかな形を作る
 
ます。その上に写真のような感じで部品を載せていきます。
部品は板状にしたアートクレイを乾燥させて適当なサイズに適当に割っていきます。
割ったものをペーストのアートクレイを糊代わりにして、引っ付けていきます。
このとききっちりと引っ付けるよりも少し隙間を空けて作
ると後々完成の時にいい感じになります。細かい作業なんでピンセットは必須です。
3.削って形を整える
乾燥してから表面を削って形を整えます。
板状のアートクレイを割ったものを貼り付けてるんですが、
最初のベースのリングとあわせた厚さは好みで調整してください。
だた、作った部品はまったいらにしてますが、
別にぼこぼこにしても面白いかもしれないです。このとき安全ピンや針などで
糊代わりにつかったペーストのアートクレイがはみ出した
事で境目が埋まってる部分や引っ付きすぎている部分などの境目をはっきりさせます。
やすりなどを使うと隙間があきすぎたりとあまり良くないです。
4.作品を焼く

キットには電子レンジで簡単に焼くことができる釜がつ
いているので説明書にしたがえばだれでも簡単に失敗もな
く焼くことが出来ます。しばらく置いて冷ませばOK。
5.磨く
 
まず完全に冷えたらステンレスブラシで銀の表面を出します。
その後耐水ペーパー(紙やすり)の800、1000で表面の傷を削ります。
粗い(番号の小さい)方から順にかけます。そのあと、磨き棒やシルバーポリッシュ、シルバークロスなどで磨きます。
写真のものは左がステンレスブラシ、右は鏡面仕上げです。
鏡面仕上げは平らな部分とリングの側面、裏面です。
隙間の部分は特に何も磨き入れていないです。
6.酸化させる
 
こんかいはいぶし(酸化させて黒くする)してます。
キットには酸化させるため液(おそらく硫黄)を水で薄めたものの中にしばらくつけておきます。
すると写真左のように真っ黒になります。
この後、シルバーポリッシュをつけたシルバークロスでしっかり隙間以外の
ところが元の状態になるまで磨いてください。
すると写真右のようになります。
7.組み立てる
最後に、空いている隙間のところに1.5mmの革紐をはめ込んで完成です。
最初に1.5mmの隙間を空けておけば焼成の際の収縮で接着剤を使わなくてもぴったり
とはまり込んで固定できます。調整のために隙間を日遂げたければ空いてる部分に
マイナスドライバーなどを差し込んで穴を広げます。
穴を狭めるためには外側からアクセサリ用のプライヤー(ペンチの先にぎざぎざの無い道具)
ではさめば穴が狭まりますが、適度にしておかないと割れてしまいます。
その辺は適宜気をつけて作業やってください。
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