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デザインのベースは4℃のエンゲージリング(爆)。元のデザインはもっと隙間が狭いんですけどね。今作ってるのはこの隙間を多めに取ってます。
使う宝石はアクアマリンです。
宝石は何でもいいですよ。わりとアクアマリンでいい感じなったと思ってます。工程の途中で出てくる石枠を変えることでいろんな宝石でも使えると思います。 |

アートクレイ作成サイズ
21号(完成後サイズ17号)
1.リングの原型を作る

キットにはリング用の棒がついているのでそれにふせん紙を巻きつけます
(紙であれば何でもいいです。広告の紙とか)。
このときあらかじめ指輪の作るサイズのところに線を引いておくと作成の際にきれいに作りやすいです。
次にアートクレイをふせん紙に巻きつけてリング状にします。
2.作る前の準備
今回のアートクレイはそれほど複雑な作り方はしてないです。
厚さ2mm幅2mmと、厚さ2mm幅3mmの棒状のアートクレイを各1本ずつ作ります。
きれいに作ろうと思えば、ハンズとかで売ってる2mmの角材かなんかを買って来て
棒のようなもので伸ばせば均等な厚さのものが作れます。長さはリング1週分です。
 
次に石枠の加工をします。今回使った石枠は上のようなものです。
このまま使うこともできるんですけど、このままの高さでやるといかにも
女性っぽくなるんで右のようにカットしました。
3.おおまかな形を作る
 
準備が出来たら大まかな形をくつります。幅が3mmの方は途中でねじります
(写真では裏と表が入れ替わる半回転です。)。
ねじる時はいきなりグリッとやると失敗します。コツとしてはまず表面に水をつけておいて巻きつけます。
ねじる時は一気にねじらずに徐々にねじってそのたびにふせん紙に固定します。
このときに押し付けるとせっかくのねじりが無駄になります。
あとねじる時に手早くやらないと裂けたりするかもしれません。
切断するくらいにまで割れてしまったらやり直してください。
のちのち強度不足でその部分が割れます。ちょっと裂けたりとかした場合は、
大方乾いてからその隙間を後でうめたら問題ないです。
俺がやってみたところどうも横が縦になる部分(?)が
一番引っ張られるらしくちょびっと裂けましたでも図のように埋めたら問題ないでしょう。
幅2mmの方はそのまま巻きつけます。この方向から見ると幅がありますが裏側は右のようにひっつけます。
幅2mmの方に石枠をつけます。石枠の幅だけ少し崩してアートクレイを石枠の分に敷きます。
敷いた部分と幅2mmの部分とをつないだらその上に石枠をのせます。
カットした場合ちょうど2mmの高さに石枠ができるんで結構しっかりと埋め込みます。
埋め込んだら、1mmくらいの棒状にしたアートクレイを石枠を囲うようにつけます。
このとき隙間なくしっかりと引っ付けておかないときっと石枠はすっぽ抜けるでしょう。
ちなみにこの石枠は中心から少し外れてます。そういう感じにしたんですけどね。
後はこれを1日乾燥させます。ドライヤーでもいいんですけど、
今だに信用できないです。1日しっかり乾燥させましょう。
4.削って形を整える
 
乾燥したらふせん紙を慎重にはずします。
(豪快にはずすと壊れる時があります)まず普通のやすりなどで形を整えます。
細かくて削るのが難しいところは紙やすりなどを使います。
またこのときペースト状のアートクレイを用いて欠けている部分や表面の整形を行います。
おれはペースト状のアートクレイは持っていないんで、
アートクレイに水を多めに加えてペーストっぽくして使いました。
大きな傷はアートクレイをそのまま使って整えます。整えた部分はドライヤーで適宜乾燥をさせながらやります。
こうする事で思わず指で触っても形が崩れにくくなります。上の写真は削って形を整えた後の指輪です。
5.作品を焼く
焼きます。が割れました(><)。形を整えてる時に割れたんですが、
補修したまではいいんですけど、そこが強度的に弱くて焼いたときに割れたって感じです。
おれはミニ5えもんつかって電子レンジで焼成してます。さらに隙間空けてたのも焼いてる途中で狭まりました。
けど無理矢理広げましたが。割れたところはアートクレイを隙間に入れてさらに
まわりに大目のアートクレイを塗りつけて乾燥させてからもう一度焼きます。
みに5えもんだとまた同じことになりそうなんで、ガスコンロの火で直接あぶる事で焼成させました。
意外と簡単に出来ます。作品がオレンジっぽい色になったら焼成完了です。しばらく置いて冷ませばOK
6.磨く
  
磨きます。まずステンレスブラシで銀の表面を出します。
その後耐水ペーパーやみがき棒で表面の傷を取ります。
で最後はシルバーポリッシュなどを使ってシルバークロスで磨くと鏡面仕上げになります。
写真は左から焼成後→ステンレスブラシをかけた後→磨き上げた後です。
7.部品の作成
 
この指輪に必要な部品をつくります。といっても簡単です。
まず0.3mmの銀線を4,5本束ねて写真のようなものを作ります。
このとき1本だけ差し込むために長めにします。
あと黒の革紐1mmをリング2周分くらい切断しておきます。
6.部品の取り付け
 
部品を組み立てます。左の写真は純銀線を束ねたもの。次に宝石を石枠にはめる。
とは言ってますがどうするか。0.5mmのピンバイス(穴あけ器)で
分かれ目のところに穴をあけます。
そこに純銀線を差し込みます。そのときに接着剤を使って接着します。
同じ要領で革紐の片方を差し込みます。後は指輪に巻きつけると上の写真のような感じになって完成〜
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