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アートクレイで初めて作ったシルバーリングです。わりと写真写りはいいんだけど、実際はかなり失敗もしてる部分が結構あります。特に焼いた後どの程度収縮するかよく分からないのがあって微調整を何度かしたのがあまり上手くいかなかった原因ですかね。 |

アートクレイ作成サイズ
20号(完成後17号)
1.リングの原型を作る

キットにはリング用の棒がついているのでそれにふせん紙を巻きつけます
(紙であれば何でもいいです。広告の紙とか)。
このときあらかじめ指輪の作るサイズのところに線を引いておくと作成の
際にきれいに作りやすいです。
次にアートクレイをふせん紙に巻きつけてリング状にします。
2.大まかな形を作る
巻きつけたら作りたい形に合わせてリングの大まかな形を作ります。
この形を作る作業中もアートクレイは乾燥してくるので、
水などを使い表面が乾燥し過ぎないようにするとひび割れとかが少ないようです。
この指輪の形は次なようにしました。厚さは分厚いところが4mm、程度薄いところで2mm程度です。

図は左が正面図、真ん中が写真と同じ上から見た図(上下さかさま)、
右側は側面から見た図です。点線はデザインです。
この時点では点線の部分は考えずに実践部分の形になるようにつくります。
出来上がったら乾燥(自然乾燥で1日以上)させます。
ちなみにドライヤーの熱風で30分でも乾燥させることはできるらしいですが、
失敗しやすいので1日自然乾燥をお勧めします。
3.やすりで仕上げる
完全に乾燥したら、点線の部分に鉛筆などでしるしをつけてやすりなどで削ります。

真ん中の黒い部分は穴を明けます。
右図のように削っていくと自然に穴が開くので特に穴をあけるために
何かすることはないです。削る事ができれば、
最後に耐水ペーパー(紙やすり#600番、#1200番)で、
表面のてこぼこなどを削ります。
4.作品を焼く
キットには電子レンジで簡単に焼くことができる釜が
ついているので説明書にしたがえばだれでも簡単に
失敗もなく焼くことが出来ます。しばらく置いて冷ませばOK。
5.磨く
焼いた指輪が冷えたら、仕上げを行います。
まずステンレスブラシなどで表面を削ります。その後は2種類ほど仕上げ方があります。
・つや消し
ステンレスブラシで削った後耐水ペーパーなどを軽くかける。
・鏡面仕上げ
ステンレスブラシで削った後耐水ペーパーなどで
ステンレスブラシの傷などをしっかりと削り取ったあと
、シルバークロスなどで磨き上げます。
また、デザインでへこんだ部分を黒くする(酸化させる)ことも出来ます。
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